NetBeans, XamppをUbuntuにインストールしてみた

 NetBeansJavaPHPのコーディングやテストに便利なIDE(統合開発環境)です。Eclipseよりちょっと機能が少なくて、その分ちょっと軽め。だからネットブックでもなんとか動かせるかな、という印象。XamppはApacheMySQLPHPの動作環境をまとめてインストール・管理してくれるこれまた非常に便利なアプリ。NetBeansでコーディングして、Xamppで動かす、非常に設定もお手軽で、ネットブックなどに入れて外出先にちょっと手直しするのに効果的です。この記事ではNetBeansとXamppを入れて動作させるまでをご紹介します。


●Xamppのインストールと起動
 http://sourceforge.net/projects/xampp/files/LAMPP/0.9.4/から最新のXamppを落としてくる(2011/8/3時点最新は1.7.4)。あるいは" sudo wget http://www.apachefriends.org/download.php?xampp-linux-1.7.4.tar.gz"とコンソールに打ち込んでXampp最新版をゲット。
 次に、落としてきたファイルを"sudo tar xvfz download.php\?xampp-linux-1.7.4.tar.gz -C /opt"でoptフォルダ内に展開。これでインストール終了。簡単。
 Xamppを起動してみる。"sudo ./opt/lampp/lampp start"でXamppが起動する。ブラウザのアドレスにlocalhostと打ち込み、http://localhost/xampp/splash.phpへ自動で移動してXamppと表示されるのを見て起動確認。
 これでXamppのインストールは終了。


NetBeansのインストールと設定
※先に断っておきますが、NetBeansのインストール、何か間違っているかもしれない…。試行錯誤した結果何とか動くようにはなりましたが、怪しさ全開です。
まずhttp://ja.netbeans.org/からNetBeans最新版をダウンロード。"sudo sh netbeans-7.0-ml-php-linux.sh"でインストーラー実行。ダイアログに従ってインストール。しかしダイアログが盛大に文字化け…。http://d.hatena.ne.jp/osaca_z4/20100819に従って

# cd /usr/lib/jvm/java-6-sun/jre/lib/fonts
# sudo mkdir fallback
# cd fallback
# sudo cp /usr/share/fonts/truetype/takao/Takao* .

として文字化け解消させる。
さて、これで使える…と思ったが、PHPコード書いて実行しようとしても、ブラウザは立ち上がるが、404エラーが出る(Windows環境なら、事前にXampp入れておくとNetBeansの方で自動設定してくれるため、何も設定不要なのだが…それとも何かやり方があるのか?)。
ここから先の説明は何か誤っている可能性非常に高いです…。Xamppのドキュメントルート(/opt/lamp/htdocs)にパスを通し、"sudo chown AntiBayesian /opt/lampp/htdocs"とコマンド打ってファイル操作の権限を付与し、opt/lampp/htdocs/testフォルダを作成。ここでNetBeansに戻って、新規PHPプロジェクト作成。その際、「ステップ2.名前と場所」のソースフォルダ欄に「/opt/lampp/htdocs/test」を入力。それ以外はデフォルトでOK。そうしてプロジェクトが作成された…と思ったら、プロジェクト作成時、始めから生成されているはずのindex.phpが生成されていない…。仕方ないので、ファイル→新規ファイルでindex.phpを作成する。こうして出来上がったindex.phpにコードを書いて実行すると(事前に"sudo ./opt/lampp/lampp start"でXamppを起動しておくことを忘れぬよう)、無事結果がブラウザに表示される。


長かった…。何か設定間違えたのか…。とりあえずUbuntuにてIDEでPHPコーディング環境が整いました。コード補完や変数管理などが出来て便利です。これで開発効率大幅アップだ!!(多分