Windowsでleiningenを使おう!

2014/06/07 追記
現在windowsでliningenインストールするならこちらを使えば一発です。
http://leiningen-win-installer.djpowell.net/





 以前「Clojureのビルドツール"Leiningen"を使ってみた」という記事を書きました。Leiningenを使えば簡単にClojureのビルドが出来て大変便利です。これをUbuntuだけではなくWindowsで利用する手順をメモしておきます。え?なぜWindowsClojure書くのかって?ハハッ察してくださいXD
 手順はめちゃくちゃ簡単です。

  1. https://github.com/technomancy/leiningen/downloadsからWindows distributionの最新版を取得(2012/1/19現在Leiningen 1.5.2が最新)
  2. 解凍したフォルダを適当な場所に置き、そこにパスを通す。私は解凍したフォルダをC:\leinに置き、"SET PATH=%PATH%;C:\lein"としてパスを通しました。以下C:\leinにフォルダを設置したという前提で話を進めます。
  3. コマンドプロンプトを立ち上げ、先ほどパスを通したフォルダまで移動("cd c:\lein")し、"lein self-install"と打ち込むと、あとは勝手にインストールしてくれます

これだけでインストール終了。非常に簡単ですね!

 ではいろいろ遊んでみましょう。"lein version"と入力するとインストールしたleiningenのバージョンを確認できます。

>lein version
>Leiningen 1.5.2 on Java 1.7.0_02 Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM

もしここで

'"java"' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。

となったら、JDKというJavaのプログラムを実行するためのものをインストールする必要があります。
現時点では以下で最新版が取得できます。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk7-downloads-1880260.html


REPL(対話的なClojure実行環境)を立ち上げるには"lein repl"と入力します。実にわかりやすいですね。すると

>c:\lein
>lein repl
>REPL started; server listening on localhost:21896.
user=>

なんとも簡単にClojure実行環境が整っちゃいました!簡単!
 お約束としてHello Worldプロジェクトを作ってみましょう。まずはコマンドプロンプトに"lein new HelloWorld"と入力します。するとHelloWorldプロジェクトフォルダが生成されます。そこにproject.cljというファイルが生成されているので、中に

(defproject HelloWorld "makeTest"
:dependencies org.clojure/clojure "1.2.1"
:main HelloWorld.core)

とプロジェクトの内容を記述します。次に、実際の処理を書くため、C:\lein\HelloWorld\src\HelloWorldまで移動します。そこにcore.cljというファイルがあるので、

(ns HelloWorld.core)
(defn -main [& args]
(println "Hello World!"))

と記述します。あとはプロジェクトのトップフォルダ"C:\lein\HelloWorld"まで戻って、コマンドプロンプトに"lein run"と入力すると"Hello World!"と表示されます。とっても簡単ですね。
 WindowsでもClojure環境を簡単に構築することが出来ました。これでバリバリClojure書けますね!皆さんのClojureライフが快適になることを願っています!